SEOを捨てた数年間
2013年頃、キュレーションサイト・まとめサイトという名のパクリサイト全盛期が来て、非常にSEOに苦戦した時期がありました。
GOOGLEもその扱いに苦慮していたようで、頻繁に繰り返されるコアアップデートで検索アルゴリズムも日々変化していました。
当時、SEO最前線で戦っていたのはその前の主流だった「コンテンツアフィリエイト」と呼ばれるこたつ記事で記事を量産し、高額アフィリエイトに繋がるキーワードで上位表示をしてアクセスを稼ぎコンバージョンさせるアフィリエイター達でした。
私は彼らが日々発信する情報をtwitter(現X)でチェックし、GOOGLEから発信される情報をチェックし、必死にSEOの情報を追っていましたが、2013年ごろに大手企業が続々とキュレーションサイトに参入するのを見て、そしてGOOGLEの進化を見て、「SEOは終わる」と確信し、検索の上位表示を追うのを捨てました。
それから集客は別の方法を取るようになりました。
その間、SEOの世界はテクニックに頼れなくなり、アフィリエイター達が駆逐され、完全にSEO業者も終焉。
当時、僕のチェックリストに入っていた方々は完全に消えました。
SEOを捨てて生き残る
当時、最も有益な情報発信をされていたアフィリエイト野郎のパシさんも2017年ごろから活動が減り、2020年には引退宣言をされていますね。
あそこでSEOを捨てたのは本当に英断だったと思います。
2014年頃、とある会社で登壇させて頂き「SEOを捨てる宣言」をしたときは、誰もピンと来てなかったと思います。
逆にキュレーションサイトでオウンドメディアを作られていた方の話には食いつきが素晴らしかったですし、ただ、その手法は既に使い古されたもので、残念ながら個人的には過去の話を聞きに行っただけでした。
WEBで生き残ること
魔法のiらんどで携帯用ホームページを作り、HTMLを覚えWEBの世界に飛び込んだのが2002年。
22年もやってればWEBではエグイ勢いでトレンドの転換があり、プレーヤーの交代が行われてきました。
その中でこの激動の2010年代を生き抜き、2009年に作り上げたサービスをまだ今もなお継続している自分の強みはこの世の中の変化の先読みの正確さだったと思います。
個人的に本来のトレンドを先読みするトレンドリーダーは儲からないと思っていて、最前線でトレンドを追いかけるトレンドフォロワー、見せかけのトレンドリーダーが一番瞬間的には儲かります。
ただ長く生き残るにはやはりトレンドリーダーにならなくてはいけないと思っています。