古着系ポータルサイトって続かないよね
F-STREETは大阪古着屋ポータルサイトとして2010年にスタートしました。
ありがたくもこのF-STREETのスーパーヒットで私の人生も大きく変わったわけですが、それ以前にも全国規模の古着屋ポータルサイトがありましたし、今も私の知る限り2つ、全国規模の古着屋ポータルサイトがあります。
が、しかし。
あまり成功してるようには思えないのです。
あと、歴史上最大の古着屋ポータルアプリとして大々的にリリースされた某シティーというアプリもサービス提供わずかで撤退されました。
そこには古着屋ポータルサイト特有の難しさがあるなぁと感じています。
そんなわけで今後、古着屋のポータルサイトを作って運営したい!とお考えのあなたに向けて、非常にニッチな私の考察を書いておこうと思います。
アップデートがしんどい
まず、絶対的にアップデートがしんどすぎることが上げられます。
古着屋さんは基本的に、出店するテナントを借りて、そこでお店を作るわけですが、テナントの都合はじめ諸々の都合で移転するケースもたくさんあります。
また、さらに、個人営業のお店が多く、フットワーク軽く経営出来る古着屋さんにあっては、営業時間の変更や定休日の変更など、割と頻繁にあります。
古着屋のポータルサイトを運営していますと、理想としてはその都度情報をアップデートしないといけません。
それが非常に重労働です。
しかも、その変更の情報が入れば良いですが、お店から連絡が来るケースは極稀です。
つまり、ホームページに古着屋のデータベースを作っても、すぐに情報が古くなってしまうのです。
これが最大の問題だと思います。
需要がない
儲からない
古着屋情報を載せるサイトに運良くアクセスを集めることが出来ても、残念ながら広告料は微々たるものです。
WEB広告の広告費が高額な広告とはマッチングがあまり良くないのが原因です。
F-STREETは運良く、古着屋さんがスポンサーについてくれて長く安定的に運営出来ましたが、そう言ったスポンサーが付かないと運営は厳しくなります。
とにかく儲からないんです。
特に今は古着屋さんがSNSを使ってダイレクトに顧客や見込み客にリーチできるので、F-STREETもほぼほぼスポンサーが撤退されました。
私みたいなのは古着業界から退場させない方がええんですけどね笑
正直、今は古着屋さんがスポンサーに付いてくれるのも期待薄な状況です。
でもやる!
まあまたええ時が来るでしょ、と思っています。
それまで歯軋りしながら粘ります。